すのっぶにござりまする。

服飾を通して文化を学びたい男のひとりごと

すのっぶにござりまする。

 お初にお目にかかります。中乃上 忠助(なかのうえ ちゅうすけ)と申します。

 本日、服飾を通して文化を学びたい半端者がブログを開設いたしましたので、

御挨拶申し上げます。

 

 ※このブログは編集環境がPCであり、PCでの閲覧を想定して執筆しておりますので、スマートフォンで御閲覧の方は見辛い点など多かろうかと思います。予めご了承下さい。

 

 

自己紹介

 

 改めまして、中乃上 忠助(なかのうえ ちゅうすけ)と申します。

 平凡な中流階級の家に生まれた平凡な会社員です。

 地元の武家華族であった氏族の血は引いていますが...(曾祖母がその家の生まれ)生活のために労働を必要としていますので、血が割合濃いとはいえ中流階級です。

 中乃上 忠助という名前は中流階級の上澄みを目指し、上流階級たらんとする

「中乃上」そして鬼平犯科帳火付盗賊改方の筆頭与力で実質的な火盗改メのNo.2である佐嶋忠介、筆頭同心の酒井祐助からとりまして「忠助」としました。

  ブログの説明にもある通り、服飾というものを通して文化を学びたい半端者で

ございます。

  言葉遣い・服装・仕事etc...様々な部分で「より良い人間でありたい」と思いながら

日々勉強、己を磨いているところです。

  このブログもその一環として得た知識を備忘録的にまとめたり、はてなブログ内の

皆様との交流を通して学びを深め、自己研鑽に繋げたいと思っております。

 

何故服飾に興味を持ったか

 

 前述の通り、私中乃上は服飾に興味がありまして、勉強中です。

 服飾に興味を持ち始めたのは社会人になるにあたって必ず着ることとなるスーツです(中乃上はホワイトカラーワーカー)。ガキの時分から「きちっとかちっと」を好み、

規則を守ること、様々なものを調べることが非常に好きでした。社会人になってからも

それは変わらず、「必ず着るスーツなのだから」と、マナーや歴史をずっと調べていました。そんな中、目に留まった言葉がスーツは貴族の平服なのだからマナーや価格といったもので、庶民がおいそれと着られないようにハードルを設けているでした。

なんと排他的...なんと閉鎖的...なんと差別的...英国的な階級を意識した思想をその一文から感じ取り、「ただ着こなすだけでない、服飾を通して文化を学ぶおもしろさや大切さ」をはじめて意識しました。(単純に中乃上が「階級」であるとか、「ランク」であるとか、そういったものを好む典型的な小物ということもありますが...)

 そして、「男の服にはすべて意味がある」というように調べれば調べる程自分の中の「何故」が解消されていくのが非常に気持ちよく、どんどん沼にハマっていきました。

 これが私が服飾に囚われ続けている理由です。

 

ブログ開設の経緯

 

 前項で服飾に囚われていると申しましたが、服とは毎日着るものですから「こんな服が着たい」とか、「こんなスタイルはどうだろう」なんていう妄想は常に頭に渦巻いているのです。その妄想をノートに書き起こしていました。

 最初は服の設計図のようなものだけだったものが段々と服の知識を体系的にまとめた

コラム(と言うのも恥ずかしいですが...)を書き始めました。

 そんな遅れてきた中二病ノートに知識を書き殴っていた時に、「折角知識や自分の中のイメージを文字にしてまとめるのならこんな汚い字でちまちま書くより備忘録や独り言のつもりでブログに書けばいいのでは?」と思ったのです。確かに匿名ブログであれば恥も何もない...我ながら良案ではないか...そう思った中乃上、旨いものは宵に食えとばかりにブログ開設...とはならないのが生まれついての慎重派である、中乃上忠助でございまして、「ブログ 開設」やら「ブログ はじめて」やら、時間をかけてリサーチし、

「無料ブログにも色々あるな...」「これとこれなんて聞いたことがあるな...」「サイト閉鎖なんてことも有り得るのか...」etc...この令和の世でブログひとつ始めるためにうじうじと石橋を叩き続けておりました。結局「TwitterInstagramとさして変わらないぞ中乃上」と自分に言い聞かせ、今日に至ります。

 こんな私ですから記事の原案は沢山あるのですが、執筆に時間がかかると思います。

ゆるゆると更新していきますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

  

ブログ名の由来

 

 「すのっぶにござりまする。」というブログ名の由来は、まず

「上流階級でもないのに上流階級を気取るもの」「紳士気取りの俗者」といった意味の「スノッブ(snob)」です。中流階級ながら上流階級たらんとする私にぴったりの

蔑称でございます。余談ですが、007シリーズの作者であるイアンフレミングスノッブであったそうです。(因みにですが、スノッブという言葉は良い意味で使われることはまずないので使うときはご注意を)

 元々は英国の名門大学(恐らくオックスブリッジのどちらか)で、「大学の関係者でもないのに大学に出入りする者」を学生達が嘲って「snob(=靴屋)」と呼んでいた隠語が派生して「貴族でもないのに貴族ぶる者」という意味で使われるようになったそうです。※諸説あり。

 「ござりまする。」の部分は「市川海老蔵にござりまする。」からとりました。

 歌舞伎も全く知らないし、特別市川海老蔵さんのことも好きなわけでもないのですが、「市川海老蔵にござりまする。」という語感が非常に好きなので拝借しました。

結び

 

 私のプロフィールのアイコンのように赤子(私)が必死に背伸びする。

自分の人生はそんなものだと思っています。どこまで行っても半端者、死ぬまで勉強、

「人生とは嘲笑を浴びながら虚勢を張り続けることである」なんて粋がっていますが、

服飾と出会ってよりこの思いは強くなりました。自分を押し上げる要素が一つ増えたわけですからね。

 このブログはそんな男の独り言のようなものです。皆様の暇つぶしにでもどうぞ。

 それでは中乃上忠助「すのっぶにござりまする。」を宜しくお願い申し上げます。